▪️目的
最近、AIを使ったプログラミングについて調べていると、「Claude Code」という言葉を見かけることがあります。
「Claude Codeって何?」
「普通のClaudeとは何が違うの?」
「プログラミングを自動でやってくれるの?」
「初心者でも使えるの?」
このように疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、IT初心者の方向けに、Claude Codeとは何なのかをできるだけわかりやすく解説します。
▪️Claude Codeとは
Claude Codeは、Anthropicが提供しているAIを使ったコーディング支援ツールです。
AnthropicのAI「Claude」を利用して、プログラムの作成や修正、コードの確認など、ソフトウェア開発に関するさまざまな作業を支援してくれます。
簡単に言えば、
AIと会話しながら、実際の開発作業を進められるツール
です。
例えば、
「このプログラムを説明して」
「このエラーの原因を調べて」
「この処理を追加したい」
「このコードを整理したい」
といった指示を、Claude Codeに伝えることができます。
▪️普通の生成AIとは何が違う?
ここがClaude Codeを理解する上で重要なポイントです。
例えば、一般的な生成AIに、
「PythonでCSVファイルを読み込む方法を教えて」
と質問すると、Pythonのコード例を回答してくれます。
これは非常に便利ですが、基本的には回答を受け取って、自分でファイルを作成したりコードを書いたりする必要があります。
一方、Claude Codeは、開発しているプロジェクトのファイルなどを確認しながら、コードの作成や修正を支援できます。
つまり、
一般的な生成AI
質問
↓
コードや説明を回答
↓
自分でコードに反映
という使い方が中心です。
一方で、
Claude Code
プロジェクトのファイルを確認
↓
コードを理解
↓
必要な変更を提案・実行
↓
結果を確認
↓
さらに修正
というように、実際の開発作業に入り込んで支援できることが特徴です。
▪️Claude Codeで何ができる?
Claude Codeでは、例えば次のような作業を支援してもらえます。
♦︎コードを書く
「Pythonでこの処理を作りたい」
といった指示を出して、コードの作成を支援してもらえます。
例えば、
name = "LoveLab Engineer"
print(name)
のような簡単なプログラムから、複数のファイルで構成されたプログラムまで扱えます。
♦︎コードを説明してもらう
初心者にとって、これは特に便利な機能です。
既存のコードを見せて、
「このコードは何をしているの?」
と質問できます。
さらに、
「この部分を詳しく説明して」
「初心者向けに説明して」
と質問を重ねることもできます。
そのため、分からないコードを読み解くための学習ツールとしても利用できます。
♦︎エラーの原因を調べる
プログラムを書いていると、エラーが発生することがあります。
例えば、
ModuleNotFoundError
のようなエラーが出た場合、
「このエラーは何が原因?」
とClaude Codeに質問できます。
エラーの内容や関連するコードを確認しながら、原因を探す手助けをしてもらえます。
♦︎コードを修正する
既存のコードについて、
「この処理を追加したい」
「この部分を修正したい」
と指示することもできます。
その際、変更するファイルやコードを確認しながら作業を進められます。
▪️Claude Codeは「AIエージェント」と呼ばれることもある
Claude Codeについて調べていると、AIエージェントという言葉が出てくることがあります。
AIエージェントとは、簡単に言えば、
人間から指示を受けて、目的を達成するために複数の作業を進めるAI
のようなものです。
例えば、
「このプログラムに機能を追加して」
という指示を受けた場合、
コードを確認する
↓
必要なファイルを特定する
↓
コードを変更する
↓
テストする
↓
エラーがあれば修正する
といった複数の作業を進めることができます。
もちろん、AIが常に正しいとは限りません。
そのため、AIに任せきりにするのではなく、人間が内容を確認しながら利用することが重要です。
▪️ターミナルからも利用できる
Claude Codeは、ターミナルから利用することもできます。
ターミナルとは、コマンドを入力してコンピューターを操作するための画面です。
例えば、
claude
のようなコマンドからClaude Codeを起動して、AIと会話しながら開発を進めることができます。
普段からターミナルを使って開発している人にとっては、非常に相性の良い仕組みです。
▪️Visual Studio Codeからも利用できる
Claude Codeは、Visual Studio Codeなどの開発環境と組み合わせて利用することもできます。
Visual Studio Codeについては、別の記事で詳しく解説しています。
*記事はこちら
→「https://lovelabengineer.com/2026/10/17/visual-studio-codeとは?エディタと統合開発環境の違いも初心/」
「https://lovelabengineer.com/2026/10/17/visual-studio-codeセットアップ手順/」
Visual Studio Codeでコードを編集しながら、Claude Codeに質問したり、コードの変更を依頼したりできます。
例えば、
「このコードの処理を説明して」
「このエラーの原因を調べて」
「この関数に処理を追加して」
といった形で、コードを書いている場所からAIに相談できます。
▪️Claude Codeを使うとプログラミングを勉強しなくてもいい?
ここは注意が必要です。
Claude Codeを使えば、プログラムを作る作業を大きく効率化できる場合があります。
しかし、
「AIがコードを書いてくれるから、プログラミングを勉強しなくていい」
というわけではありません。
むしろ初心者の場合は、
AIが書いたコードを理解する
ことが重要です。
例えば、
「このコードを書いて」
だけではなく、
「なぜこの書き方になるの?」
「この関数は何をしているの?」
「この処理はPythonのどんな仕組みを使っているの?」
と質問してみましょう。
そうすることで、AIを単なるコード生成ツールとして使うのではなく、プログラミングを学ぶための相手として活用することができます。
▪️Claude Codeを使うメリット
Claude Codeには、次のようなメリットがあります。
- コードを書く作業を効率化できる
- 既存のコードを読み解く手助けになる
- エラーの原因を調べられる
- コードの修正を支援してもらえる
- 開発しながら質問できる
- プログラミング学習にも利用できる
- 複数のファイルにまたがる作業を支援できる
特に初心者にとっては、
「分からないところをその場で質問できる」
という点が大きなメリットです。
▪️Claude Codeを使うときの注意点
便利な一方で、注意することもあります。
♦︎AIの回答が必ず正しいとは限らない
Claude CodeもAIなので、間違ったコードを生成する可能性があります。
そのため、
AIが作ったから正しい
とは考えず、自分でもコードや実行結果を確認することが大切です。
♦︎内容を理解せずに使わない
特に初心者の場合、
「これを作って」
だけで全部をAIに任せてしまうと、コードを書けるようになったつもりでも、仕組みが理解できていないということがあります。
分からない部分があれば、
「ここが分からないので説明して」
と質問しながら進めるとよいでしょう。
♦︎機密情報を扱う場合は注意する
仕事で利用する場合は、会社のルールやセキュリティポリシーを確認する必要があります。
APIキーやパスワードなどの認証情報を、安易にAIへ渡すことも避けましょう。
▪️Claude Codeはどんな人に向いている?
Claude Codeは、例えば次のような人に向いています。
プログラミング初心者
→ 分からないコードを質問しながら学習できます。
個人開発をしたい人
→ AIと一緒にアプリやツールを作れます。
エンジニア
→ コードの作成、修正、調査などを効率化できます。
既存システムを理解したい人
→ 大量のコードを読み解く際の補助として利用できます。
特に、
「自分でコードを書く・理解する」+「AIに質問する」
という使い方と相性が良いでしょう。
▪️まとめ
今回は、Claude Codeについて初心者向けに解説しました。
Claude Codeは、Anthropicが提供しているAIを使ったコーディング支援ツールです。
単にプログラムのコードを生成してもらうだけではなく、プロジェクトのファイルを確認しながら、コードの作成・修正・調査などを支援してもらえます。
また、Visual Studio Codeやターミナルと組み合わせて利用できるため、実際の開発環境の中でAIを活用できます。
特に初心者の場合は、
「コードを書いてもらう」だけではなく、「分からないところを質問して理解する」
という使い方がおすすめです。
AIに作業を任せるだけではなく、AIを使いながら自分自身の技術力も高めていく。
Claude Codeは、そんな使い方ができるツールの一つです。
私自身もコーディングの学習をする際にClaude Codeを使用していますが、AIに任せきりにするのではなく、AIが書いたコードを一つずつ理解しながら進めることを意識しています。
AIが書いたコードでも、そのコードを書いた責任はAIを使った自分自身に発生します。「AIがなぜその書き方をしたのか」「このコードを書いたことで具体的にシステムのどういう機能を作るのか」など理解しながら作業を進めることは必要不可欠です(そうでなければ、勉強になりません)。
※Claude Codeは仕様変更があり得るので、今回は特定の料金・最新機能に依存せず、初心者が仕組みを理解できることに焦点を当てています。
次の記事では、実際にClaude CodeをVisual Studio Codeで利用するためのセットアップ手順を解説します。

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